じつに文庫本を手に取るの久しぶり。
というのも、このところ電子書籍ばっかりだった。中身はほとんどコミックなのだが。
読み始めたのは定番の時代小説。
宇江佐真理さんの「虚ろ舟」、「泣きの銀次」シリーズの3作品目の小説。
五十路を目前にした岡っ引きの銀次。長女が嫁に行くその日、不穏な事件の知らせが届く。
翌朝、胸騒ぎを覚えた彼が見たのは轟音とともに過ぎていく空飛ぶ物体だった。以来、銀次の周りでは奇怪な事件が起こり始める。
「虚ろ舟」と呼ばれるこの光る球は吉兆か、それとも凶兆か
おすすめコメント光ながら轟音で頭上を通り過ぎていった「虚ろ舟」。
それ以来銀次の周りでは不穏な事件が次々起こる。「泣きの銀次」シリーズ最終章。