栗本薫さんが、逝去してグイン・サーガは未完の小説になってしまいました。
今回見つけた上橋菜穂子の作品はファンタジー作品でありSF作品であり、栗本さんの作品と似た匂いがして、次世代の作家が出現かなと思わせるほど面白い。
龍のような生き物、闘蛇。闘蛇村に暮らす少女エリンの幸せな日々は、闘蛇を死なせた罪に問われた母との別れを境に一転する。母の不思議な指笛によって死地を逃れ、蜂飼いのジョウンに救われて九死に一生を得たエリンは、母と同じ獣ノ医術師を目指すが―。苦難に立ち向かう少女の物語が、いまここに幕を開ける。
かなり面白いSF小説だ。