2010-09-15 笑顔千両 徒然 宇江佐真理さんのエッセイ「笑顔千両」を読み始めた。 10年前から書き綴った、素顔の?宇江佐さんがつつましくも朗らかだ。 台所の片隅で小説を書きながら、夕食の支度が気になる私。大工の亭主は今日も汗まみれで帰ってくるだろう。育ち盛りの息子は私の原稿料で大学へ行かせてやらねばなるまい。 家も持たず車も持たず、高価な服も宝石もいらない。そう、私は作家であるまえに、主婦なのだ―。 作家のカミサンがいたらどうなんだろうね・・・。たまにエッセイを読むのも面白い。