2010-01-12 聖灰の暗号 徒然 帚木蓬生さんの「聖灰の暗号」を読み始めた。 歴史学者・須貝彰は、南仏の図書館である世紀の発見をする。 それは、異端としてカトリックに憎悪され、ローマ教会と十字軍の攻撃を受けて、火あぶりなどによって殲滅されていったキリスト教カタリ派の人々についての古文書。 運命的に出会った精神科医クリスチーヌ・サンドルとともに、須貝は、後世に密かに伝えられた“人間の大罪”を追い始める。 帚木蓬生さんが、構想三十年、全身全霊をこめた、歴史ミステリ。