小杉健治さんの母子草-どぶ板文吾義侠伝-を読み始めた。
小杉さんの作品は初めてだが、主人公の文吾は小悪人だが、義侠心が厚いあたりの設定が面白い。
女と火遊びをした商家の旦那を威して小判をせしめ、駆け落ちした娘を連れ戻して手間賃を得る。
普段は小間物商だが儲け話には食らいつく文吾。
金持ちを脅して、儲けた金を長屋の住人に振舞ってしまい、残りは博打で素寒貧。
ちょいと悪でも人情には厚い文吾が繰り広げる物語にあっというまに読みきってしまう時代小説である。
小杉健治さんの母子草-どぶ板文吾義侠伝-を読み始めた。
小杉さんの作品は初めてだが、主人公の文吾は小悪人だが、義侠心が厚いあたりの設定が面白い。
女と火遊びをした商家の旦那を威して小判をせしめ、駆け落ちした娘を連れ戻して手間賃を得る。
普段は小間物商だが儲け話には食らいつく文吾。
金持ちを脅して、儲けた金を長屋の住人に振舞ってしまい、残りは博打で素寒貧。
ちょいと悪でも人情には厚い文吾が繰り広げる物語にあっというまに読みきってしまう時代小説である。