高田郁さんの「みをつくし料理帖」の7作目が発売されたので、すぐに購入。
今回のタイトルは「夏天の虹」。
想いびとである小松原と添う道か、料理人として生きる道か…澪は、決して交わることのない道の上で悩み苦しんでいた。
添い遂げると、この物語は終ってしまうので、小松原と一緒になるのは、この物語の最終章が書かれる時と推理しているのだが・・・。
「つる家」で料理を旨そうに頬張るお客や、料理をつくり、供する自身の姿を思い浮かべる澪。
天空に浮かぶ心星を見つめる澪の心には、決して譲れない辿り着きたい道が、はっきりと見えていた。
今回も美味しそうな料理が沢山出てきます。