ラジコン&自転車時々インコ

趣味のラジコン(グライダー・ヨット)と自転車、それと同居のインコの話を徒然に日記書き

ふり返るなドクター

医療小説は面白いですね〜え。


一番最初に読んだ医療小説は山崎豊子さんの力作「白い巨塔」だったような気がします。


テレビ化され、財前外科医が格好よかったです。田宮二郎さんが主役でした。
古いですね〜。最近の人は、唐沢寿明さんが財前役を知っているかも。


今回読んだ小説は川渕圭一さんの「ふり返るなドクター」。


ちょっと前に読んだ「研修医純情物語」の続編です。


脱サラし37歳で医者になった佑太は、大学病院で一患者たった1分の教授回診や咳き込む患者に聴診器すら当てぬ教授のことや、なぜか発言は英語オンリーの無駄と思われる会議、そんな病院の現状に驚く。


曲がったことの大嫌いな医師・瀬戸だけが彼の味方だった。ある日、教授が医療過誤を起こすが、それでも病院長に格上げになっていく。


組織に立ち向かう二人の医師の葛藤と友情を描いた、青春風?医療小説。