2012-01-11 取次屋栄三 徒然 岡本さとるさんの「取次屋栄三(えいざ)」を読み始めた。 岡本さんは新人作家ですが、すでに取次屋栄三シリーズは4冊も出版されている。 侍になろうと剣豪の道を進んだものの、秋月栄三郎は権威と保身に走る武士に幻滅し、取次屋という商売を始めた。 武家と町人のいざこざを、知恵と腕力で丸く、時には強引に収める仕事である。 大坂の商家から幼馴染が訪ねてきたのがきっかけで、栄三は横暴な武家のとんでもない事件に巻き込まれる。 新人作家の力作時代小説です。