2011-08-25 哄う合戦屋 徒然 北沢秋さんの「哄う合戦屋」を読み始めた。 天文十八年(一五四九年)。甲斐の武田と越後の長尾に挟まれた中信濃。 土豪が割拠する山峡の名もなき城に、天才軍師・石堂一徹が流れ着いた。 「もはや拙者には、富貴も名誉も要らぬ。願うはただ、殿を天下人にすることのみでござる」。 一徹に担がれた領主の遠藤吉弘は、急速に勢力を広げる。 乱世を生きる孤高の天才の愛惜を描いた戦国エンターテインメントの新境地。