2011-08-03 仏果を得ず 徒然 三浦しをんさんの「仏果を得ず」読み始めた。 この作品は人形浄瑠璃・文楽に情熱を傾ける青春小説。 情瑠璃の健(たける)は大夫(たゆう)の人間国宝・銀大夫を師匠にもつ。 ある日師匠から、技芸員から「変わり者」と噂される三味線、兎一郎と組むように言われる。 不安と戸惑いを覚えながら稽古に臨むが、案の定、兎一郎は全く違う演目をひき始める……。 私としては文楽とは全く無縁なのだが、伝統芸能の人形浄瑠璃・文楽のことが分かっていって面白い。