2011-06-23 還るべき場所 徒然 笹本稜平さんの「還るべき場所」を読み始めた。 山岳小説はカミサンのお好みなのだが・・・。 世界第2の高峰、ヒマラヤのK2。未踏ルートに挑んでいた翔平は登頂寸前の思わぬ事故でパートナーの聖美を失ってしまう。 事故から4年、失意の日々を送っていた翔平は、アマチュア登山ツアーのガイドとして再びヒマラヤに向き合うことになる。 パーティに次々起こる困難、交錯する参加者の思い。傑作の山岳小説です。 蒸し暑いときに読むと、冬の山岳の冷気を感じられて涼しくなり、お奨めです(笑)。