2011-06-16 菜種晴れ 徒然 山本一力さんの「菜種晴れ」を読み始めた。 安房勝山の菜種農家の末娘・二三(ふみ」)は、五歳にして江戸深川の油問屋に養女として貰い受けられる。 生家の母親譲りのてんぷらの腕、持ち前の気丈さで、江戸の町に馴染んでゆく。 やがて、大店の跡取りとして逞しく成長した二三を、新たな苦難が見舞う。 山本節爆発の一冊。ワンパターンだが、それでもいつもはまってしまう人情時代小説。