2011-04-27 深川にゃんにゃん横丁 徒然 宇江佐真理さんの「深川にゃんにゃん横丁」を読み始めた。 お江戸深川にゃんにゃん横丁。長屋が並ぶこの場所は、その名のとおり近所の猫の通り道。 白に黒いの、よもぎにまだら。愛らしい猫たちがあくびをしているその横で、雇われ大家の徳兵衛は、今日もかわらず大忙し。 悲しい別れや戸惑いの出会い。報われない想いや子を見守る親の眼差し―。どんなことが起ころうと、猫がニャンと鳴けば大丈夫。 下町長屋の人情溢れる連作時代小説集。