2011-02-25 月夜行−風の市兵衛− 徒然 辻堂魁さんは初めて読む作家。 「風の市兵衛」シリーズが評判が良いとのことで、1巻を買ったつもりが、間違えて4巻目を買ってしまった。 それが今回の作品「月夜行−風の市兵衛−」。 お家騒動で揺れる出石藩の姫君が江戸市中で命を狙われた。武蔵国等々力村に身を潜めた姫の護衛に選ばれたのが、風の剣を使う算盤侍の唐木市兵衛。 美貌の上に天衣無縫な姫君、農民の困窮に心を痛める。そして無謀な行動に出たことから敵方に知られることに。 月光の下、殺到する刺客に風の剣を振るい立ち向かう市兵衛。 娯楽作品です。