2011-01-26 御家人風来少「天は長く」 徒然 六道慧 (リクドウ ケイ)さんの御家人風来少「天は長く」を読み始めた。 主人公は貧乏御家人の緒方弥十郎。 用心棒や何でも屋でなんとか生活をしのいでいる。彼の母親が面白く、読んでいてすっかりファンになってしまう。 今作はが緒方弥十郎が二夜をともにしたおりょうが謎の死を遂げた。 別れ際に彼女が発した「後朝の別れでござんすねえ」の一言が気になった彼は、この言葉を手がかりに真相を調べ始める。捜査はやがて過去に闇へと葬られたある事件へつながっていく―。 おりょうは何を伝えたかったのか?御家人の意地と生計のため、風来屋・弥十郎が剣を振る。