小川糸さんの「食堂かたつむり」を読み始めた。
小川糸さんの「糸」は、私の祖母と同じ名前で、大正時代頃、女性の名前に二文字発音で「もも」「かね」とつけた、今ではない名前。
この作品は柴咲こうさん主演で映画にもなった。
主人公の倫子は同棲していたインド人の恋人に全てを持ち去られ、恋と同時にあまりにも多くのものを失った衝撃から、声も失ってしまう。
うちひしがれて、山あいのふるさとに戻った倫子は、こころが通じ合っていない「おかん」に頭を下げ、借金をして食堂を始める。
おかんとはこころが開き合わないのだが、「食堂かたつむり」で食事をすると、なぜか幸せなことがお客様に起き始める。
この本を読むと、料理がしてみたくなります。