いよいよ5月も今日で最後。あすから6月なので、衣替えをしなくちゃと思いながら、何もしていません。
「桃色のメス」ならぬ、「緋色のメス」を読み始めた。
「桃色のメス」っていうと川上宗薫さんの小説のようで、まるで違う小説になっちゃうかも。
「緋色のメス」は「孤高のメス」の大鐘稔彦さんの作品。
宮城県の公立病院に勤める看護婦の中条志津は、四十七歳の春、乳癌を宣告されてしまう。
執刀を依頼したのは、辺鄙な秋田の病院に勤務する外科医・佐倉周平。かつて人妻の身ながら激しく愛しあった相手だった。
二十年ぶりの再会を果たした二人は、運命の歯車が再び動き出すといった作品。