早いもので、今年も、もう4月です。桜も満開で本当に春ですね〜え。
あっという間に「サクリファイス」を読み終えてしまいました。ちょっと泣けましたね〜え。
今回は大鐘稔彦 (オオガネ ナルヒコ)さんの「孤高のメス-神の手にはあらず-」を読み始めました。
この作品は「孤高のメス-外科医当麻鉄彦-」の続編。
作家の大鐘さんは現在も医師として活躍している人ですから、医療現場の実態がリアルに描写されているので本当に面白いです。
「孤高のメス-外科医当麻鉄彦-」も大いに感動したので、今回の作品も期待できます。
内容は、前人未踏の脳死肝移植を成功させながら激しいバッシングにあい、病院を辞した当麻鉄彦。
彼を守りきれなかった病院からは次々と医師が去り、経営に暗雲が垂れこめる。一方当麻は、後を追ってきた矢野とともに、台湾で患者の命を救い続けていた。
そんな折、日本での手術が絶望的になった「エホバの証人」の癌患者が一縷の望みで当麻を訪ねてくる…。
いや〜あ、面白いですし、人間の生と死の尊厳に涙が出てしまいます。