乃南アサさんの「凍える牙」を読み始めた。乃南アサさんの作品は初めて。
読み始めて、乃南さんは情景描写や心理描写がとても上手な作家だなと感じた。
この作品は直木賞受賞の超ベストセラーになっていて、主人公は女性デカの音道貴子。年齢、三十と少々で離婚歴ありの設定。
深夜のファミリーレストランで突如、男の身体が炎上した! 遺体には獣の咬傷が残されており、警視庁機動捜査隊の音道貴子は中年デカの滝沢と捜査にあたる。やがて、同じ獣による咬殺事件が続発。
この異常な事件を引き起こしている怨念は何なのか?。女性刑事の孤独な闘いがおおいに楽しめる作品。