今日、サンデージャポンを見ていたら、視覚障害で知的障害もある16歳のピアノをひく少年が出ていた。
身体にも障害があるので16歳といっても、小学生の様だ。弟さんの方がずんと大きい。
だれからも教わらず、音符も見ない(見えない)、音楽を耳から聞いて、それを覚えてピアノを弾く。
その少年のコンサートがあって、少年がピアノを弾きながら唄い始めた。唄は「赤とんぼ」。
夕焼け〜♪小焼けえの〜♪、少年の声はまるで女の子のようで、しかも透き通った歌声なのだ。まるで天使が唄っているような感じがするのだ。
歌声を聴いていると、自然に涙が出てくる。少年の身体がかわいそうで、けなげだという気持からではなく、歌声を聴いていると涙が出るのだ。
コンサートの会場の人たちも涙ぐんでいる。
本当に不思議な歌声に出会った。チャンスがあったらまた聞きたい。