2008-10-23 藪雨(やぶさめ) 徒然 久しぶりに、坂岡真さんのうぽっぽ同心十手綴りシリーズ。今回は「藪雨」を読み始めた。 藪雨とはしーしししーと鳴く鳥で、まるで雨音のように聞こえるからその名がついたそうだ。冬季は東南アジアで越冬し、日本には夏季に繁殖のため飛来する鳥。 この藪雨で、うぽっぽの勘兵衛を好いている居酒屋「浮瀬(うかむせ)」の女主人おふうが死んでしまう。いい女だなと思っていただけに残念。 作家は読者の期待を裏切ったりすることも、きっと楽しみのひとつなんだろうな。