2008-09-08 春風ぞ吹く 徒然 秋風が吹き始めた、今日この頃だが、読み始めた本は「春風ぞ吹く」。 主人公は、村椿五郎太、25歳。うだつのあがらぬ小普請の身であるが、学問吟味に合格して御番入りを果たすことを目指している。学業に励みたいのだが、代書屋の内職も忙しい。 学ならずんば、恋もままならず―。そんな五郎太の青春物語。宇江佐真理さんの作品の3連荘。