ラジコン&自転車時々インコ

趣味のラジコン(グライダー・ヨット)と自転車、それと同居のインコの話を徒然に日記書き

賽の目返し

沖田正午さんの「賽の目返し-丁半小僧武吉伝-」を読んだ。


コミックのようなオモシロさで、文庫本を1日で読んでしまった。


内容は、江戸は天保年間、八歳の少年武吉は兄・幸次郎の影響で壷振りを覚えてしまう。父親に悪童たちとの賭博遊びが露見し、川越の呉服問屋・庄田屋へ奉公に出されてしまう。


丁稚の奉公をしながら、夜間の物置小屋でサイコロの出目を読み取ったり、丁半の出目が出せる能力を身につけてしまう。


一方川越では博徒組織・竜神組による庄田屋乗っ取り計画が進んでいた。主家の危機を救うため、勝負の場で武吉の能力が正義の活躍をする。丁半博打の天才少年武吉を描く痛快時代小説。