佐藤雅美さんの「啓順凶状旅」を読み始める。医者だった啓順が渡世人に身を落とし、追っ手を逃れながら真犯人を探す旅をする江戸時代の「逃亡者」。
テレビドラマで爆発的な人気を誇った「逃亡者」。若い人は知らないだろうな・・・。
『有能な小児科医リチャード・キンブルが帰宅して見つけたものは妻の死体。妻殺害犯として死刑を宣告されたキンブルは護送される途中に脱走。警察の執ような追跡をかわしながらも、えん罪を晴らすべく真犯人を追う……。』
逃亡しながら、医者の手腕を発揮していろいろな人達を助けるシーンがジーンとくるんだよな。
執拗に追いかけるジェラード警部もまたいいのだな〜。そんな思いで、義理と人情の時代小説を読んでます。