2008-01-28 半次捕物控「影帳」 徒然 佐藤雅美さんの半次捕物控「影帳」を読み始めた。目明しや岡引といわれる人がヒーローといえばなんといっても「銭形平次」だ。私が20代の頃、大川橋蔵さんが演ずる銭形平次がテレビドラマで大人気だった。 橋幸雄さんの「今日も♪決め手の銭が〜♪飛ぶ〜♪」の主題歌を聞いてワクワクしたものだ。 半次捕物控は実際の目明しや岡っ引のことが書いてあり、ヒーローというより、市井の人達から嫌われる者の存在で、半次はそういった稼業のなか、男気をもって生きている様がこの小説の面白さだ。