2007-05-09 恩はあだで返せ 徒然 逢坂 剛さんの著書である。いつも、時代小説ばかりだと軟派な行動や発言が下手になる(笑)ので、かなり柔らかい本を読んだ。逢坂さんの本は結構読んでいて、フラメンコギターとスペインの内戦を扱った「カディスの赤い星」は特に面白い。 今回の「恩をあだで返せ」は金もなければ、女にももてない、生活安全課の刑事2人組みが大いに笑わせてくれる小説だ。電車の中で読んでいて、思わずにやけてしまって、他の人が見たらおかしなオヤジと見られているに違いない。